毒親

毒親とは

 

・子どもの全存在にわたって広がり、心を蝕み続けるトラウマの原因となっている親

 

 

・子どもに対するネガティブな行動パターンを執拗に継続し、子どもの人生を支配する親

 

毒親による影響

 

・自分に自信が持てない

 

 

・生きていくことの価値観がなかなか見いだせない

 

 

・一人の人間としての存在していることへの自信が傷つけられており、自己破壊的な行動を示す

 

 

・自分に価値を見いだすことが困難で、人から本当に愛される自信がなく、何をしても自分は不十分であるように感じる

 

 

・「罪悪感(なんとなく後ろめたい感じ)」や「自分が不十分な感じ」を持つ

 

毒親に迫害を受けた時に、子どもはどう感じるのか

 

・「自分がいけなかったのだろう」と感じる

 

 

・親が怒っているのは自分がなにか“悪いこと”をしたからだろうと感じる

 

毒親によるトラウマ(心の傷)

トラウマ(心の傷)となる場面

 

・父親が母親を殴る様子をいつも見ていた

 

 

・兄弟姉妹と比べられた

 

トラウマ(心の傷)になる親の言葉

子どもを否定・批判する言葉

 

・「産まなきゃよかった」と言われた

 

 

・「なぜ親の言うことがきけない」「なぜ返事をしない」

「なぜ泣く」と責められていた

 

 

・「どうしてお前は生まれた!」「どうしてお前は生きている!」と追い詰める言葉を言われた

 

 

・(娘の服装を見て)「あなたの格好、イヤらしいわ。下品だわ」と言われた。

女性として着飾ることが「汚い、不潔なこと」と言われたと思った

 

 

・小学校の時、テストで90点をとったのに、10点の間違いを責められた

 

 

・テストで、100点をとったのに、「いい気にならないで」と言われ、「次も100点をとるのよ」と言われた

 

 

・がんばってテストで100点をとったのに、無視された

 

 

・妹ばかりをかわいがる。「あんたはかわいくない」と言われた

 

 

・「あんたは失敗作」と言われた

 

配偶者に対する言葉

 

・お父さんみたいな男と結婚しないでね

 

性別に対する言葉

 

・女であることで、いつも損をしてきた

 

 

・女に生まれて何もいいことがなかった

 

子どもの配偶者選択に影響をあたえる言葉

 

・「あなたが結婚する人は、ぜったいお母さんと同居するのよ」

 

結婚を決めた時の親の言葉

 

・「結婚して一度家を出たなら、もうニ度と帰ってこないでね」と言われた。

子どもが生まれるまで実家に帰りづらくなった。

 

 

・「やっとお前と離れることができて、うれしい」と結婚式で言われた

 

親である自分を現す言葉

 

・子どものことを思わない母親はいないのよ

 

子どもの人生観・生き方に影響をあたえる言葉

 

・「どうせ幸せにはなれないから、いろいろ願わないことね」

 

 

・「人生では、いろいろな大変なことが起きるのよ」

 

 

・「生きていても何もいいことはない」

 

 

・被害者の立場で「私はずっと不幸だった。私の人生を返してほしい」と何度も繰り返して言う

 

その他

 

・夫、子どもと一緒に実家に帰った時に、母親から「帰ってこなくてもいいのに」と言われた

 

トラウマ(心の傷)の影響

自己肯定感への影響

 

・親が期待する学校に不合格になってしまったため、親の期待に答えられなかった、高い塾代を払わせてしまった、希望の学校に行けなかった、という罪悪感を持ってしまった

   

生命、自分の存在価値への影響

 

・子ども時代から「私は生きていてはいけないんじゃないか」という感覚がある

 

 

・死にたい気持ちがある。

   親に愛されない、認められない自分なんか無価値だと思ってしまい、死にたい気持ちになってしまう。

 

人間関係への影響

 

・人間関係をうまく作ることができない

 

 

・親から否定され、傷つけられてきたため、周りの人の何気ない素振りや意味のない表情にも、敵意や怒りを感じてしまう

 

 

・人の言ったささいな言葉に、とても傷ついてしまう

 

 

・自分と他人との境目がもろい。

母親の意思を自分の意思のように感じ、いつも支配されてきたため、自分の気持ちと人の気持ちをうまく区別することができない。

自分と同じように相手も感じていると思い込んでしまう。

逆に、相手が求めていることや恐れていることが、自分の気持ちだと錯覚してしまう

 

子どもへの影響

 

・母親から虐待を受けてきたので、自分の子どもには絶対幸せになってもらいたいと思っていた。

しかし言うことを聞かない娘を思わずたたいてしまった。

やめようと思ってもついたたいてしまい、そのたびに自分を責めた

 

仕事への影響

 

・仕事を次々に変えてしまう

 

 

・ダメな自分は職場の人に迷惑をかけると思ってしまう

 

 

【参考文献・資料】

・カウンセリングを受けたクライアントさまの声

・岡田尊司『母という病』

・スーザン・フォワード『毒になる親』