アダルトチルドレンは、なぜ感情を感じないようにするのか?

 

● アダルトチルドレンは、なぜ感情を感じないようにするのか?

こんにちは、森脇要です。

あなたは、「アダルトチルドレン」という言葉の語源を知っていますか?

アダルトチルドレン(AC)はアメリカで生まれた言葉です。

語源は、アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリックスです。

意味は、「アルコール依存症の親のもとで育った人」です。


大人に成長したアルコール依存症の子どもたちが、その生き方において、共通した苦しみや不自由さを持っていることが注目されたことがきっかけとなり、アダルトチルドレンという言葉は広まっていきました。

アメリカのケースワーカーである、クラウディア・ブラックは、アルコール依存症の家庭に共通する三つのルールをあげています。

この三つのルールは、アルコール依存症の家庭だけでなく、家庭としての安心感がない「機能不全家族」にも当てはまります。

《アルコール依存症の家庭に共通する三つのルール》

(1)話すな
家族の中に問題があるにもかかわらず、その事柄についてお互いが思っていることを語らない。また、話し合うこともしない。問題と直面することを避け、人に知られないようにする。

(2)感じるな
家族がみな、感情を抑え、表そうとしない。あるいは、感情を見ないようにする。

(3)信頼するな
家族の中で、何が起こるのか予測がつかない。
その時々の気分によって、言葉や行動が変わってしまう。
お互いの言葉や行動が信頼できなくなる。

これらの三つのルールが存在することで、家族ひとりひとりが、ありのままの自分を表すことができなくなる。

そして、家族の問題を隠すことに力をついやすようになってしまいます。

三つのルールのうちのひとつ「感じるな」。

このルールに従うことを、子ども時代に決断すると、大人になった時、どのような影響が出てくるでしょうか?

「感情を感じない」と決断することは、さまざまな生きづらさを生み出すことになります。

では、その生きづらさについては、明日の記事で書きますね。

待っていてください。